【世界遺産】キャンディ仏歯寺
次に紹介するのは、シンハラ王朝最後の都が置かれた町で、街全体が世界遺産として登録されている『キャンディ』です。
セイロン島の中心部、標高500mほどの盆地に位置し、現在も人口12万5000人ほどの主要都市のひとつとして栄えています。
引用元:いい旅スリランカ
仏歯寺とは??
ここキャンディには、ブッダの犬歯を祀る仏歯寺があり、多くの仏教徒たちが祈りを捧げるためにやってきます。
紀元前4世紀にインドで火葬されたブッダの犬歯は、スリランカにもたらされて以来、王権の象徴として遷都とともに移動を繰り返してきました。
現在まで残るキャンディの仏歯寺が建てられたのは1603年のことです。
仏歯がおさめられた豪華な仏舎利塔が置かれている部屋は、一日に3回
「プージャ」と呼ばれる礼拝の時間にのみ公開され(仏歯そのものは厳重に守られており直に見ることはできない)熱心に祈りを捧げる人々や観光客で寺院はつねに賑わっています。
↑ブッダの歯を祀る、キャンディの仏歯寺 引用元:the.trip-u.com
2011年にはアジアの仏教を国際別に展示する「国際仏教博物館」が設立され、もちろん日本の展示コーナーもあります。
また、1年に1度、毎年夏に行われる「エサラ・ペラヘラ祭」では、この仏歯を背に乗せた象をはじめとして、約100頭の象が隊列を組んで行進し、人々は仏歯を祀る意を込めて熱狂的な伝統舞踊のキャンディアン・ダンスを舞うことで有名になっています。
象は電飾を飾りつけた布をまとい、仏歯寺もライトアップがほどこされ、さらにダンサーの持つたいまつが夜の街を明るく照らし、その壮麗さは仏教徒のみならず世界中から集まる観光客をも魅了する姿は一度は目にしたい光景でしょう。
引用元:いい旅スリランカ
Informationインフォメーション
[アクセス]コロンボから車で約3時間。
[入場料]仏歯寺:1,000ルピー
[Google Map]
参考文献
【スリランカ仏教の原点!】仏陀の歯をまつる仏歯寺と、世界遺産キャンディの見どころ | いい旅スリランカ