【世界遺産】ダンブッラの黄金寺院
スリランカのほぼ中央に位置するダンブッラ。ここには、5つ目に紹介する世界遺産「仏教石窟寺院」があります。
ランギリ(黄金色に輝くという意味)という名を持つ岩山の上につくられた寺院で、金箔で覆われた仏像が無数におさめられているため、正式には『ダンブッラの黄金寺院』という名がついています。
引用元:いい旅スリランカ
入り口に到着すると、まず大きな金色の大仏が目に入りますが、これは黄金寺院ではなく博物館です。ダンブッラの石窟寺院は、黄金の大仏から奥へ進んで、岩山を登った先にあります。
引用元:マイルで行く世界遺産
黄金寺院は5つの石窟から成っており、いずれも天井や壁には所狭しと釈迦像が描かれています。
第1窟はデーヴァ・ラージャ・ヴィハーラ(神々の王の寺院)と呼ばれ、もっとも古い石窟であり寺院最大の14mもある涅槃像が安置されています。
引用元:トラベルjp<たびねす>
5つの中でもっとも広い第2窟は、マハー・ラージャ・ヴィハーラ(偉大なる王の寺院)。赤や黄色などさまざまな色で描かれた壁画と56体の仏像が並びます。
引用元:http://photozou.jp/photo/show/
またこの窟には、岩山のほぼてっぺんであるにもかかわらず天井から水滴が落ちていて、聖なる水として大切にされ重要な儀式の際に使われているそうです。
ダンブッラとは「水が湧き出る岩」の意味で、この地の由来であるとされているようです。
引用元:いい旅スリランカ
第3窟のマハー・アルト・ヴィハーラ(偉大なる新しき寺院)が造られたのは18世紀で、とにかくたくさんの仏像や壁画があり、近年も足されているようで、中には真新しいものもあります。
第4窟と第5窟は、比較的規模が小さく新しい石窟になています。ここにも多くの仏像がおさめられていますが、一部立ち入り禁止になっていたり写真撮影が禁止されていたりします。
Informationインフォメーション
[アクセス]コロンボから車で約4.5時間。キャンディから約3時間。
[料金]1,500ルピー
[Google Map]
参考文献
聖なる水が滴り落ちる世界遺産、ダンブッラの石窟寺院 | いい旅スリランカ