【補足記事】 JRさんゆかりの地(明通寺)を訪れてきました。
元記事の補足記事になります。
srilanka-jr-japan.hatenablog.com
故J・R・ジャヤワルダナ元スリランカ大統領顕彰碑誌
この碑は、1951年(昭和26年)9月、サンフランシスコで開かれた対日講話条約で、日本と日本国民に対する深い理解に基づく愛情を示されたスリランカ民主社会主義共和国の、故ジュニアス・リチャード・ジャヤワルダナ元大統領を称えて、心からなる感謝と報恩の意を表すために、主に愛知県内の有縁の皆さまによって建てられたものです。
J.R.ジャヤワルダナ元大統領は、この講話会議において仏陀(ブッダ)の言葉を引用され、「憎しみは憎しみによって止まず、愛によってのみ止む」と、講和会議出席各国代表に向かって日本に対する寛容と愛情を説かれました。そして、日本に対してスリランカ国(当時セイロン)は、賠償請求権を放棄することを宣言されました。
さらに「アジアの将来にとって、完全に独立した自由な日本が必要である」と強調して一部の国々の主張した日本分割案に真っ向から反対して、これを避けられたのであります。当時、日本がこの演説に大いに励まされ、勇気づけられ、今日の平和と繁栄に連なる戦後復興の第一歩を踏み出したことを、日本人は決して忘れてはなりません。
本日、除幕式の行われるこの記念碑は、今日も、日々、絶えない争いの唯一の解決法として”共生”の理想を示す碑でもあります。
この原点からこそ、真に平和な世界が生まれることを願って。
2016年(平成28年)10月9日
ジャヤワルダナ元スリランカ大統領
顕彰記念碑建立実行委員会
※英文省略
じつに この世においては
憎しみに 報いるに
憎しみを以てしてならば
ついに 憎しみの止むことなし
憎しみを 超えてこそ 止む
これは 永遠の真理である
(ブッダの言葉「法句経5」)
JRジャヤワルダナ顕彰記念碑建立プロジェクト
この石碑及び顕彰碑は、民間の発意と多くの賛同をもとに、二〇一五年暮れから一年をかけて準備いたしました。
当時、明通寺をお預かりしている者達と、金城正守が中心になり、明通寺総代会のご協力のもと、当寺ご門徒の服部夏奈様、また、明通寺の門徒方以外にも、有縁の刈谷の大須賀守様、伊賀上野の稲垣正昭様をはじめ、百名を超える有縁の皆さまのご賛同を得て、感謝の気持ちを込め建立させていただきました。
石碑の言葉は、ブッダの言葉ですが、宗教、思想、国、民族などあらゆる壁を超えて、人々が、共に穏やかに暮らすため、争いを解決する永遠不滅の真理として、本当に自分たちのものにしていく不断の努力を願っております。
ジャヤワルダナ顕彰記念碑建立実行委員会
石碑制作施工:いせや庭石(株)
顕彰記念碑制作施工:(有)協明社
☆☆ブログ運営者による個人ブログでもJRさんについて書いています☆☆